【採用お役立ち情報】ワクチン接種率増加に伴う「これから」予測・中途採用動向&キャンペーン・気になる雇用関連ニュース5選/株式会社求人企画 森悟史
こんにちは!
株式会社求人企画の森です。
最近、娘が通う学童保育所の役員(父母の共同運営)を担当しているのですが、
職域接種で確保できた指導員さんのワクチン接種に関してワクチン特別休暇の整備、シフトの確保などに奔走しております。
大企業は最大1週間、ワクチン接種の特別休暇(法定の有給とは別)を付与していたりしますが、正直、人員不足の中小企業にとっては、シフトが回らず、なかなか難しい問題です。
一方で、昨年ほぼ据え置きだった最低賃金が上がる見込みのニュースもあります。
コロナ渦で個人貯蓄が相当たまっていますから、消費を誘発する政策も兼ねて、今年は恐らく上がるでしょう。
「雇用はスピード勝負」
変化が多いこの時代、先手先手で風を読んで対策していかなければ!と、痛感している次第です。
さて、今回のお役立ち情報は
【1】ワクチン接種率増加に伴う「これから」の予測
【2】中途採用活発化!マイナビ転職・dodaキャンペーン情報
【3】6月の気になる雇用関連ニュース5選
の3本です。
最後に「雇用・労働の助成金」「新型コロナ関連社会保障」などリンク集も貼っています。
ご参考にして頂ければ幸いです。
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【1】ワクチン接種率増加に伴う「これから」の予測
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ワクチン接種が急速に広まることにより、
なかなか進まなかった「アフターコロナ」が、俄然、現実を帯びてきました。
日本でも8月頃までに1 回目のワクチン接種が40%程度、
秋には70%程度、11月には全国民接種に達成する見込みです。
これから採用マーケットはどうなるのか?
先行指標として参考になるのは、アメリカです。
100人あたりのワクチン接種回数が世界3位のアメリカでは、
ワクチン接種を開始した 2020 年 12 月以降、雇用情勢は回復傾向にあり、
さまざまな業種で雇用者数も伸びています。
<参考値>
アメリカ4月の雇用者数:前月比+55.9 万人増加、失業率:前月比 0.3pt 改善
また、日本の個人貯蓄は自粛・財政支援の影響で過去最大の約20兆円プラスと試算されています。
<参考News>コロナ禍で家計貯蓄は20兆円に
https://www.sankei.com/article/20210608-XD5DGD3OERK2DEPQHXO6JNCQVE/
これまで巣ごもりせざるを得なかった消費者の消費意欲が高まり
特に我慢していた外食、サービス、旅行などの需要が大きくなると人手不足になる可能性があります。
<参考News>半年後に景気拡大を見込む経営者が9割超
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC220KY0S1A620C2000000/
年内には日本人口の50%程度が接種を行えば
年末の繁忙期には、再び大きく経済が動くことが予想されるため、
早めの採用活動の動きを行う必要があります。
・有効求人倍率の回復
↓
・採用活動再開で掲載件数の急増
↓
・休業スタッフの再稼働の確認、不足人数の把握
↓
・人員不足によりシフトが回らない
↓
・賃金や立地など、悪条件案件は採用ができない
↓
・時給アップ 等 の対策でコスト過多
※昨年はほぼ上がらなかった「最低賃金」引き上げが再開しますので平均時給は上昇する見込みです。
<参考News>最低賃金 厚生労働省の審議会始まる
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210622/k10013097481000.html
結論、採用に関しては再び(一時期かもしれませんが)競争が激化します。
採用に向けた、早め早めの対策が必要ですし、現スタッフの離職を防ぐ対応が迫られます。
お困りの際は、お気軽にお声がけ下さい。
<dipさんの参考予測資料まとめ>
https://kyujinkikaku.co.jp/wp/wp-content/uploads/2021/06/【dip】afterコロナを見据えた「これから」の予測.pdf
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【2】中途採用活発化!転職サイトのキャンペーン情報
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中途採用は、元々増加傾向にありますが、ここにきて急上昇しています。
新年度の募集が本格化したことに加え、一部企業では新型コロナウイルスの
ワクチン接種後の景気回復を見据えた採用活動が始まったことが考えられます。
dodaによると5月の求人数は前月比102.1%、前年同月比116.2%。
転職希望者数は前月比103.6%、前年同月比127.2%でした。
ちなみに、一昨年のコロナ前と比べると8割位回復しています。
今後、雇用調整助成金が縮小していくに連れて、更に求職者も増加するかと思います。
<参考News>doda 転職求人倍率レポート
https://www.persol-career.co.jp/pressroom/news/research/2021/20210617_01/
ついては、このタイミングでの転職サイトのキャンペーンをご紹介します。
リクナビNEXT・doda・エン転職・マイナビ転職などの最新スペック比較表も
個別にお渡ししていますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
【doda】
・お試しキャンペーンライト
Bタイプ 最大12週間ご掲載
定価120万円→特別価格16.8万円
https://kyujinkikaku.co.jp/wp/wp-content/uploads/2021/06/【doda】お試しCPライト_その他エリア_202106-10.pdf
※キャンペーン対象は規定あり。お問合せ下さい。
・doda Recruiters(デューダリクルーターズ)
非公開求人・直接スカウトタイプ 12週間 最大150通
(60通通数変換バックキャンペーンと併用可能)
定価80万円→特別価格30万円
https://kyujinkikaku.co.jp/wp/wp-content/uploads/2021/06/【dodaリクルーターズ】新規CPライト.pdf
※キャンペーン対象は規定あり。お問合せ下さい。
【マイナビ転職】
・夏の採用支援キャンペーン
MT-C+スカウト50通 6週間ご掲載
https://kyujinkikaku.co.jp/wp/wp-content/uploads/2021/06/マイナビ転職新規キャンペーン.pdf
定価64万円→特別価格25万円
弊社ではその他、type、イーキャリア、Re就活等 様々取り扱っております。
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【3】6月の気になる雇用関連ニュース5選
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いつも「雇用」「採用」「人材」をキーワードにニュースをウォッチしています。
その中で個人的に気になる、ニッチなニュースをピックアップ。
時代を読む上で、何かの参考にして頂ければ幸いです。
<1>リクルートHD社長「1秒で転職可能な世界に」
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20210616-OYT1T50388/
→新しくリクルート社の代表に就任した出木場氏。
Indeedを買収して大きな成果を上げた人物です。
今後は、AIによる採用マッチングに、傾倒していくようです。
個人的には、仕事は適正より偶然性や人間関係を重視するタイプですので、
逆に「じっくり探す転職サービス」や「採用SNS」が台頭してほしいです。
<2>自転車配達員も労災保険に IT人材含め特別加入、厚労省
https://nordot.app/778518868760379392?c=113147194022725109
→「ウーバーイーツ」や「ランサーズ」「クラウドワークス」など
コロナ渦で急速に伸びたフリーランスで働く個人事業主でも
労災に入れる「特別加入制度」が9月から運用されるとのこと。
9割がサラリーマンの日本では、業務委託はネガティブに捉えられがちですが、
社会保障が整えば、働き方の選択肢として加速していきます。
<3>スターバックスが新キャリア制度を導入、高校生の新卒採用も
https://www.fashionsnap.com/article/2021-06-21/starbucks-career/
→スタバが高卒採用で社内研修でキャリアアップさせるという流れは、
大卒採用中心の考えだった大企業の新しい流れをつくるかもしれないです。
「地域による給与面での差を無くし、全国同一の給与体系へと移行」というのが一番の驚きです。
既にコストコは全国一律時給1,300円ですが、店舗数1,500以上のスタバが導入すると影響が大きいですね。
<4>パソナ、ひとり親100人を採用へ 淡路島への移住促す
https://www.asahi.com/articles/ASP6J6RQ5P6JPLFA008.html
→就職先のない学生1千人など淡路島移住計画が進んでいます。
新しい地域振興の社会実験にもなりますが、
全員非正規ですので雇用弱者を小島に囲い込んでいるようにもみられ、懸念しています。
<5>中部企業、従業員に「ワクチン休暇」人繰り調整が課題
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFD28A530Y1A520C2000000/
→いわゆるワクチン休暇は法的な義務ではないので、
原則的には、個々の会社の方針で決めることができ、有給でも無給でも大丈夫です。
このどっちでもいいよという点が、人手不足中小企業の判断悩むところ。
もちろん、特別休暇(有給)を付与するのがベストなのでしょうが…。
そのため、東京ですと、中小企業向けに社労士派遣してワクチン休暇への無料アドバイス制度もできるそうです。
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