【採用お役立ち情報】メルカリのスポットワーク参入

12月に入り、世間も師走の雰囲気になってまいりました。
インフルエンザも流行っていますので、お身体に気を付けてお過ごしくださいね。

先日、求人業界の気になるニュースと言えばメルカリのスポットワーク(1日~単発バイト)参入ですね。

<参照:メルカリ「スポットワーク」仲介>日経新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC208NV0Q3A021C2000000/

2000万人ユーザーのメルカリの中に「働く」というボタンが設置され、スポットワークを仲介する仕組みです。
その名も「メルカリハロ」ということで来年春からリリースとのことです!
「タイミー」で開拓された、単発・スキマ時間で働くマッチングアプリ市場がどんどん広がっています。
「タイミー」登録者は5年前は150万でしたが、既に600万人突破、2番手の「シェアフル」も400万人とのこと。
弊社のクライアントでも飲食・物流・イベント・観光など、業職種問わず、使用率が上がってきました。

単発・スキマ時間=スポットワークアプリが急に伸びている背景として
◆人手不足(企業側)
ユーザー側にも評価が付き、ペナルティもつくので求職者側もとにかく無断欠勤が少ない。
派遣・委託ではなく直接雇用関係なので、マッチング後は手数料なく引き抜きし放題。正社員登用のケースも多いそうです。
セルフレジやタブレットなど機械導入で、サービス業は研修なしでもすぐできる業務が増えている点もあります。

◆副業ニーズ(求職者側)
企業側にも評価がつき、給与も書類手続き不要でアプリ経由で日払いなので安心。
社会人の登録が4割とかなり多いです。働き方改革で残業がなくなり、収入が減っているためです。
以前の単発ワークサイトは学生が多かったですが、今は社会人のスキマ時間を開拓できている点が違いますね。
また、インボイス制度で業務委託が面倒と感じているユーザーが移行しているとも聞きます。

もうひとつ、電子マネー給与観点も今後、シェア拡大していく背景になるかと思っています。
おそらく、「メルカリハロ」には、今年4月に解禁された電子マネー給与支払い(月100万円迄)が導入されます。
メルペイと電子マネー覇権争いしているソフトバンクPayPay・楽天Payも参入していく可能性も…。
今、私もそうですが、子供のお小遣いはペイペイなど電子マネーで与えている親も多いと聞きますし、そもそも現金のやり取りも減っていますから、電子マネーネイティブ世代が成人する時代には…「お金」の認識も変わっているかもです。

<参照:賃金のデジタル払いが可能になります!>厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/content/11200000/001065931.pdf

近い将来、アルバイト市場は媒体経由ではなく、

「アプリ経由でアルバイト探し→雇用契約→電子マネー支払い」となる可能性もありますね。

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