「求人広告コピー基本の7項目」

こんにちは!求人企画所属カメラマンの森亜衣です。

実はコピーライターとしても動いています。

 

さて貴方が最近求人募集の原稿を出した時はいつですか?

内容は自分で考えましたか?それとも求人広告の会社が

勝手に作ってくれましたか?

そして反響はありましたか?

 

実は求人広告を扱う人の中にも広告というものに対して「ど素人」の営業マンもいます。

売ってしまえば反響がなくても知らんぷり。

そんな営業マンに騙されない為にも求人広告コピーの基本についてお知らせしたい。

 

貴方も知らず知らずのうちに応募者にまったく魅力のない原稿をにして

反響が明らかにでる魅力的な原稿になるチャンスをつぶしたりしていませんか?

 

もし貴方がこれから求人募集というものときちんと向き合うのであれば。

是非一読願いたい「求人広告コピー基本の7項目」を今回はお届けします。

 

 

まず原稿を作成する前にやる事があります。

 

 

①ターゲットを絞る。

 

応募してくれる人のターゲットを絞りましょう。
できれば具体的に「年齢」「住んでいる場所」「家族構成」「趣味」「ライフスタイル」など

具体的な人物像がクリアに見えるぐらい絞り込むのがベストです。

どのぐらいの絞り込みかというと、

歩行者天国で叫んだらターゲットの人が振り返るぐらいの絞り込みがベストです。

例えば「女性の方!」となんて叫んでも半数女性なんで特に振り返りません。

「20代の女性の方!」これでもあんまり。

「20代の女性で家計管理を自分でしてる方!」だいぶ絞り混みましたがまだまだ。

 

「20代女性で子供が3人以上で家計管理を自分でしている方!」


ここらへんまで絞ると歩行者天国で叫ばれたら該当する人は振り向きそうです。


誰でも来てくれてOK!なんて原稿には誰も来ません。

あなたに来てほしいんです!と訴えてると感じる原稿に人は吸い寄せられるのです。

もちろん広告規定で具体的に書ける事、書けない事がありますが

そもそもターゲットが絞れているのか絞れていないのかは原稿に大きく響きます。

こういう人が来てほしいというターゲットの顔がだいたい浮かぶぐらい絞ってみましょう。

 

求人広告は企業から応募者へのラブレターです。

 

誰でもいいから返事を下さいっていうラブレターだと捨てられちゃいます。

わたしに来てほしがってる・・といかに感じさせるかがポイントです。

 

 

 

 

②応募者のニーズをウォンツを理解する

 

職場を探している人は単純にお金だけを求めている訳ではありません。
成長をしてみたい人。経験をつみたい人。
扶養控除内で働きたい人や夫の帰宅までに家に帰りたい主婦もいますし

自分に合った仕事をしたい人、人間関係が良好な場所にいたい人

融通が利くかどうかが重要だったり、働く場所だったり。

募集企業で現在進行形で働いてる人の言葉を中心に
応募者のニーズとウォンツに合致する部分を見つけ出しましましょう。

市場ニーズや新聞や身近な人の声も積極的に聞いて日々参考にしましょう。

自分だったら応募したくなるか?も客観的に見る力も大切です。

 

 

③メリットを強調する

 

採用する会社側の「こういう人が来てほしい」は後回しにしましょう。

まずは応募したいと思う人にその会社に入るメリットを見せる事が大事です。

「週5日入って欲しい」より「週1日からでもOK」の方が当然魅力的です。
条件を掘り下げる事も大事は大事ですが、原稿は応募者の為に作るものです。
採用企業側の要望ばかりを並べ立てると魅力のない原稿になります。

 

 

④すべての欠点は長所である

 

どんなことでもいいようによってはメリットになります。
まるで魅力がない職場に思えても、言葉のマジックを捻り出しましょう。
「大手じゃなくて不安定なベンチャー」→「少人数でアットホームでやりがいたっぷり」

「飲み会が多くて残業も多い」→「昔ながらの面倒見のいいベテランがいっぱい」

「力仕事がめっちゃある」→「ダイエット効果もあるかも?」

「夜勤がめっちゃある」→「早起きが苦手な方には最適?!」

「休みが全然ない」→「キャリアアップしたい方には勉強しがいのある職場!」

頭を使って原稿を作成してみましょう!

嘘をつくのではなく、今ある事を上手に言い換えるだけです。

 

 

⑤視覚、聴覚、触覚、感情に訴える。

 

読む人が感覚を覚える表現を意識的に入れてみましょう。

人間には「視覚で反応するタイプ」と

「聴覚で反応するタイプ」と

「体で反応するタイプ」がいます。

具体的に感覚的に感じられる文章を選択してみましょう。


「優しい先輩がいっぱいいます」→「朝から飛び交うおはよー!の声」

「まかない料理は美味しいです」→「フーフーしながら食べる名物まかない」

「体力仕事がいっぱいあります」→「額から流れる汗が気持ちいい仕事」

そこで働いている自分を感覚的に想像させる事ができれば強い原稿になります。

 

 

⑥働いている人の声や顔が見える言葉を入れていく。

 

どんな人が働いている職場なのかが見えると読者は安心すると同時に

自分が働いた場合をイメージしやすくなります。

働いている人の声が聞ける場合は積極的に原稿に入れて下さい。

具体的に名前や年齢などが入れられるなら入れた方がいいです。

 

 

⑦掲載企業と同業者の原稿を沢山見て差別化する。

 

居酒屋だったら居酒屋。

運送会社だったら運送会社。

求人媒体を見ていたら結構似たり寄ったりの原稿が多くなります。

その中で目立つ為には同じような原稿では目立ちません。

イラストばっかりの原稿が並ぶ業種だったら写真はだけは目立ちますし

フリーの加工ばりばり業種が並ぶ場所でシンプルなものは目立ちます。

 

逆に綺麗な原稿ばっかり並ぶ場所なら現場感たっぷりの汚い原稿の方が目立ちます。

常に他の原稿よりいかに目立って読者の目にとまるかを意識してみましょう。

 

「どうすれば応募者が集まるか」という視点ではなく。

「どうやったら応募者が応募したくなるか」という事を意識しましょう。

 

 

求人広告として最低限この程度は抑えられていないと応募者には響きません。

 

本当に人が集まって欲しいと思うのであれば、

真剣に原稿制作と向き合う求人広告会社の営業と付き合いましょうね。

 

 

もちろんそれは弊社、株式会社求人企画です。

この投稿へのトラックバック

トラックバックはありません。

トラックバック URL